クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 雨宮 和弘 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
不況期こそ広報は会社への貢献度が高くなる
去年から今年にかけて、昔の同僚や仲間数人から、早期退職パッケージを
受け取って退社、転職した、という通知を貰った。
人ごとではないが、やはり市況の影響を痛切に感じる。
昨日は20年来の友人、最初に働いていた会社のアメリカ本社のデザイン
センターのアドミンマネージャーをやっていた女性から、「リタイヤの
時が来たわ。今後はこちらのパーソナルアドレスに連絡ちょうだいね」
とメールが来た。
彼女とは僕が退社後も家族で何回もダラスに会いに行き、巨大なアンティ
ークモールめぐりをしたり、美味しいメキシカンレストランに連れてって
もらったり、深夜まで開いているショッピングセンター(ウォルマート
系列のハイパーマート)にいったり、ずいぶんとよくつきあってくれた。
彼女の孫(3歳)と家の娘(3歳)とが彼女の家のバックヤードで遊んで
いた姿はいまだに忘れらない。子供達はお互い言葉は判らないはずなのに、
会ったとたんに二人で遊びだしたからだ。奇しくも今は二人ともバレリー
ナを目指して頑張っている。
仕事、という訳ではないけれど、コンファレンスなどで、アメリカには
行くチャンスはあるが、しばらくダラスに戻っていないので、久しぶりに
行きたくなった。
ダラスの空港(ダラスフォートワース空港)はとても巨大で、利用する人
はほとんどがビジネスか、観光であればメキシコやジャマイカへの経由
地として立ち寄る人が殆どだ。
イミグレーションで「目的は?」と聞かれて「観光です」というと
決まって「ダラスに観光って、何を見に来たんだ?」といわれるのだが、
「古い友人に会いにきたんだ」というと「Welcome back, our friend」
といってはんこを押してくれる。南部のおおらかな人柄を感じる時だ。
私たちの共通のボスは昔よくこんなことを言っていました。
「Drive your own destiny」(自分で自分の運命を切り開け)
それは80年代からリストラやリセッションの荒波を超えてきたマネー
ジャーの実感なのかもしれない。
人任せにしていては変化に対応出来ないし、他者のせいにしても何も解決
しない。
奇しくも僕自身が彼女と一緒に働いていたデザインセンターを離れるきっ
かけになったのも事業部のリストラだった。
(ひとにいわれる前に自分から広報部に転部した訳だが)
先週と同じ様な話で恐縮だがもう一度言わせてほしい。
僕自身が会社がリストラをしなければ立ち行かない状況のさなかに広報
キャリアをスタートした、ということもあって言えるのだが、この時期
社内外を客観視できる(才能がある)広報は会社に貢献できるチャンス
が大きい。
そして自分から動く事で、近い将来に市況が好転したとき、今までのよ
うに
「広報は後門の守り。予算は出せないけど、よろしくやってて」的なポ
ジションから脱却できる。
当時から考えてみれば10年以上が経った。
しかしいままでにお会いした500人以上もの企業ウェブ担当者で
「プロのウェブマネージャー」の存在を感じた事はそんなに多くありま
せん。ただ、そう言う人はみんなカテゴリーキラーよろしく自分から外
に出て行った苦労人ばかりだ。(しかし本人は大概とても楽しんでいる)
冒頭のアメリカの友人のメールの文末にはヘレンケラーの言葉が添えて
あった。
「幸運の扉が一つ閉まったとしてもすぐにもう一つが開くものよ。ただ
私たちはいつまでも閉まった扉ばかり見ているから新たに開いたものに
気がつかないでいるのよ」
“When one door of happiness closes, another opens; but often we look so
long at the closed door that we do not see the one which has been opened
for us.”
Helen Keller
受け取って退社、転職した、という通知を貰った。
人ごとではないが、やはり市況の影響を痛切に感じる。
昨日は20年来の友人、最初に働いていた会社のアメリカ本社のデザイン
センターのアドミンマネージャーをやっていた女性から、「リタイヤの
時が来たわ。今後はこちらのパーソナルアドレスに連絡ちょうだいね」
とメールが来た。
彼女とは僕が退社後も家族で何回もダラスに会いに行き、巨大なアンティ
ークモールめぐりをしたり、美味しいメキシカンレストランに連れてって
もらったり、深夜まで開いているショッピングセンター(ウォルマート
系列のハイパーマート)にいったり、ずいぶんとよくつきあってくれた。
彼女の孫(3歳)と家の娘(3歳)とが彼女の家のバックヤードで遊んで
いた姿はいまだに忘れらない。子供達はお互い言葉は判らないはずなのに、
会ったとたんに二人で遊びだしたからだ。奇しくも今は二人ともバレリー
ナを目指して頑張っている。
仕事、という訳ではないけれど、コンファレンスなどで、アメリカには
行くチャンスはあるが、しばらくダラスに戻っていないので、久しぶりに
行きたくなった。
ダラスの空港(ダラスフォートワース空港)はとても巨大で、利用する人
はほとんどがビジネスか、観光であればメキシコやジャマイカへの経由
地として立ち寄る人が殆どだ。
イミグレーションで「目的は?」と聞かれて「観光です」というと
決まって「ダラスに観光って、何を見に来たんだ?」といわれるのだが、
「古い友人に会いにきたんだ」というと「Welcome back, our friend」
といってはんこを押してくれる。南部のおおらかな人柄を感じる時だ。
私たちの共通のボスは昔よくこんなことを言っていました。
「Drive your own destiny」(自分で自分の運命を切り開け)
それは80年代からリストラやリセッションの荒波を超えてきたマネー
ジャーの実感なのかもしれない。
人任せにしていては変化に対応出来ないし、他者のせいにしても何も解決
しない。
奇しくも僕自身が彼女と一緒に働いていたデザインセンターを離れるきっ
かけになったのも事業部のリストラだった。
(ひとにいわれる前に自分から広報部に転部した訳だが)
先週と同じ様な話で恐縮だがもう一度言わせてほしい。
僕自身が会社がリストラをしなければ立ち行かない状況のさなかに広報
キャリアをスタートした、ということもあって言えるのだが、この時期
社内外を客観視できる(才能がある)広報は会社に貢献できるチャンス
が大きい。
そして自分から動く事で、近い将来に市況が好転したとき、今までのよ
うに
「広報は後門の守り。予算は出せないけど、よろしくやってて」的なポ
ジションから脱却できる。
当時から考えてみれば10年以上が経った。
しかしいままでにお会いした500人以上もの企業ウェブ担当者で
「プロのウェブマネージャー」の存在を感じた事はそんなに多くありま
せん。ただ、そう言う人はみんなカテゴリーキラーよろしく自分から外
に出て行った苦労人ばかりだ。(しかし本人は大概とても楽しんでいる)
冒頭のアメリカの友人のメールの文末にはヘレンケラーの言葉が添えて
あった。
「幸運の扉が一つ閉まったとしてもすぐにもう一つが開くものよ。ただ
私たちはいつまでも閉まった扉ばかり見ているから新たに開いたものに
気がつかないでいるのよ」
“When one door of happiness closes, another opens; but often we look so
long at the closed door that we do not see the one which has been opened
for us.”
Helen Keller
- ブログ移行のお知らせ [04/30]
- 非常時の企業コミュニケーション(2) [04/28]
- ゴールデンウィークに差をつけろ!「短時間で成果を出す発想法」セミナー [04/27]
- 企業広報はストレスの高い仕事?(2) [04/27]
- 企業広報はストレスの高い仕事? [04/27]
- 宣伝会議の「広報担当者養成講座」で「もっとも高評価だった講義」に選ばれました! [04/19]
- ( 社 )日本パブリックリレーションズ協会主催「平成23年度広報PR入門講座」 [04/19]
- 効果的な被災地支援のための画期的なソーシャルメディア活用 [04/18]
- 非常時の企業コミュニケーション(1) [03/25]
- わかりやすさが信頼感 [03/22]
- 3月16日「IABCジャ パンチャプター説明会」中止順延のお知らせ [03/14]
- IABCロシアチャプターVP、Ms.Julia Stonoginaさん来日 [03/10]
- 「Eメールの氾濫」の解決方法--CW Bulletin [03/09]
- ネットを捨てよ(たまには)、町に出よう [03/09]
- セミナーのお知らせ [03/06]
- Annual 100 Best Corporate Citizens List [03/04]
- 20年ぶりの変化と500グラムの減量 [03/04]
- 【お知らせ】3月16日(水)第2回ジャパンチャプター活動説明会開催(参加無料) [02/22]
- 駐日ベルギー王国大使館訪問 [02/21]
- 新しいもの、新しいことを得、新しいアイディアに活かす [02/16]
- 2011年4月(8)
- 2011年3月(9)
- 2011年2月(5)
- 2011年1月(5)
- 2010年12月(6)
- 2010年11月(3)
- 2010年10月(8)
- 2010年9月(6)
- 2010年8月(6)
- 2010年7月(6)
- 2010年6月(15)
- 2010年5月(2)
- 2010年4月(7)
- 2010年3月(6)
- 2010年2月(2)
- 2010年1月(6)
- 2009年12月(5)
- 2009年11月(1)
- 2009年10月(4)
- 2009年9月(4)
- 2009年8月(7)
- 2009年7月(13)
- 2009年6月(13)
- 2009年5月(10)
- 2009年4月(10)
- 2009年3月(7)
- 2009年2月(5)
- 2009年1月(3)
- 2008年12月(5)
- 2008年11月(7)
- 2008年10月(11)
- 2008年9月(10)
- 2008年8月(8)
- 2008年7月(16)
- 2008年6月(7)
- 2008年5月(14)
- 2008年4月(6)
- 2008年3月(7)
- 2008年2月(11)
- 2008年1月(13)
- 2007年12月(4)
- 2007年11月(6)
- 2007年10月(9)
- 2007年9月(7)
- 2007年8月(13)
- 2007年7月(14)
- 2007年6月(9)
- 2007年5月(15)
- 2007年4月(9)
- 2007年3月(10)
- 2007年2月(10)
- 2007年1月(13)
- 2006年12月(13)
- 2006年11月(18)
- 2006年10月(18)
- 2006年9月(17)
- 2006年8月(19)
- 2006年7月(20)
- 2006年6月(22)
- 2006年5月(18)
- 2006年4月(20)
- 2006年3月(2)
コメント一覧
- :谷村(新倉)千明[06/13]
- ああ、幻の近藤玲子水中バレエ団
- 私も、タレントでした。はいった時は[人魚姫]でした。。。琴さんひろみさんが...
- :のり[06/10]
- ああ、幻の近藤玲子水中バレエ団
- 79~80年頃水中バレエ劇場で売店・もぎりのバイトをしていました。近藤先生...
- :seo tools[04/16]
- 20年ぶりの変化と500グラムの減量
- 20年ぶりの変化と500グラムの減量 -...
- :celine bags[04/16]
- 20年ぶりの変化と500グラムの減量
- 20年ぶりの変化と500グラムの減量 -...
- :wow gold[04/16]
- セミナーは真剣勝負:その2
- セミナーは真剣勝負:その2 - クロスメディア・コミュニケーションズ...
最新トラックバック
-
ブラウン ニゾ スーパー 8カメラ 561
from CRAFTS DESIGN
( Braun Nizo Super 8 Camera 561 ) 各要素が絶妙なバランスで配置されています。「デザイン」と言うものの美しさを改めて感じる瞬間。 無駄が削ぎ落とされた配置の美学。 ドイツの電気器具メーカー「ブラウン(Braun)」の子会社だった、「ニゾ(Nizo)」による8ミリカメラです。クラシカルでヴィンテージな香り満載です。 ブラウンは、ドイツのモダンインダストリアルデザイン、また機能性と技術の融合と密接な関わりなど、現代のプロダクトデザインに大きな影響を及ぼしてきたメーカーです… -
フェラガモ アウトレット
from フェラガモ アウトレット
50万円のパソコン用キーボード! - クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘 -
mbt mens shoes
from mbt mens shoes
企業広報誌 - クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘 -
Air Jordan?1
from Air Jordan?1
企業広報誌 - クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘 -
Chanel Perfume
from Chanel Perfume
企業広報誌 - クロスメディア・コミュニケーションズ 代表取締役 雨宮和弘
コメント