クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 雨宮 和弘 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
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IABC2009参加記(6)
さて、2日目の月曜日は、いわば本格スタートの初日ということに
もなります。
会場横には協賛企業の展示ブースのあるミーティングスポット(
無料ネットカフェ)もあり、多くの人が集まっています。
この日からは午前中2コマ、午後2コマ程度のセッションが基本で
お昼前に優秀なコミュニケーションを行った企業や人に送られるエ
クセスアワードの表彰スピーチやゲストスピーカーを迎えたキーノ
ートなどが行われます。
また、朝はスタートが8時から、というのも特徴的で、こちらとしても
会議のために来ているわけですから朝から時間を有効に使えるの
はありがたいことです。
(時差のため5時ぐらいに目が覚めてしまう、ということもあります)
実はIABCには「プロのコミュニケーター」としての資格認定制度が
あります。
それはゴロも良く「ABC」という資格で「Accredited Business
Communicator」、すなわち「正式に認められたプロのビジネスコミ
ュニケーター」というわけです。
この資格を取得するためにはコミュニケーターとしての実績のポート
フォリオ、筆記試験、口答試験からなります。
近い将来自分もアプライしてみようと考えています。
このような資格が自身のキャリア形成に役立つ(企業内や社会に
価値として認められている)ことが素晴らしいですし、もうひとつ、会
場でABCのバッジや名札をつけている人が、他の参加者に率先し
てアドヴァイスをしたり、セッションのパネリストとして積極的にレク
チャーを行っているのが印象的でした。
2日目の朝はこの認証資格検定の説明のセッションに出席しました。
続いては今年のエクセルアワードの受賞スピーチ、ベストバイの
ブライアン・ダン社長の話を聞きました。
実は昨年のコンファレンスでもベストバイのコミュニケーションマネー
ジャーの話を聴き、印象的だったのを覚えています。
ベストバイはいわゆる大型家電スーパーのような業態ですが、社内
コミュニケーション(イントラネット)はいわゆる販売目標や達成率、
利上げ推移などの数値ばかりだったそうです。それでは働く人のモ
チベーションや顧客の気持ちが理解できない、ということで180度
転換し、顧客や社員の意見を掬い上げ、迅速に意見交換し、対応
につなげるアクションオリエンテッドなものに変えていったのです。
些細な話ですが、そのときも前日のレセプションでたまたまこの方と
立ち話をし、名刺交換をしていたのですが、前のほうで聞いていた
僕を見つけると話の途中で「たとえばはるか遠くの日本から来たカ
ズに言わせれば、このような問題は~」と雑談や僕の名前までを
その場でさらっと盛り込む余裕や気遣いがあり、たいそう驚かされ
たのを覚えています。
その彼の上司(社長)ですから、何があっても驚きはしないのですが、
プレゼンテーションもさすが!これが「コミュニケーションリーダーシッ
プ」というものか、とうならせる面白さ、楽しさ満載でした。
受賞の経緯は飛ばしますが、「社長としてコミュニケーションから学
んだこと」をアメリカの人気番組「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・
レターマン」のように、トップ10カウントダウンで紹介していました。
10.
社員はコンテンツではなくコンテキスト(文脈や背景、意味)を常に
求めている
9.
伝える必要があるのなら社員を呼びつけるのではなく、自分が現場
に行って会え
8.
ちょっとしたユーモアの意識を忘れるな。形式ばってまじめに伝えて
も人はすぐ忘れるが、ユーモアには意識と行動ををつなぐ磁力がある
7.
常に本音で話せ
6.
社員が会話をする場を与えよ(社内外どちらでも)
5.
間違ったときはそれを自身ですぐに認めろ(人は間違えることはある)
4.
ストーリー(会社の価値)を伝えることに集中しろ
3.
そのストーリーを出来るだけ広く、世界に伝えろ
2.
伝えるべき良い話にはふさわしいキャラクターと重要な役割がある
1.
コミュニケーションは組織の「Heart &Soul」だ
とにかく勇気のある、そして明るいリーダーだと思いました。
最後のひと言は会場に集まった全員を勇気付けてくれました。
もなります。
会場横には協賛企業の展示ブースのあるミーティングスポット(
無料ネットカフェ)もあり、多くの人が集まっています。
この日からは午前中2コマ、午後2コマ程度のセッションが基本で
お昼前に優秀なコミュニケーションを行った企業や人に送られるエ
クセスアワードの表彰スピーチやゲストスピーカーを迎えたキーノ
ートなどが行われます。
また、朝はスタートが8時から、というのも特徴的で、こちらとしても
会議のために来ているわけですから朝から時間を有効に使えるの
はありがたいことです。
(時差のため5時ぐらいに目が覚めてしまう、ということもあります)
実はIABCには「プロのコミュニケーター」としての資格認定制度が
あります。
それはゴロも良く「ABC」という資格で「Accredited Business
Communicator」、すなわち「正式に認められたプロのビジネスコミ
ュニケーター」というわけです。
この資格を取得するためにはコミュニケーターとしての実績のポート
フォリオ、筆記試験、口答試験からなります。
近い将来自分もアプライしてみようと考えています。
このような資格が自身のキャリア形成に役立つ(企業内や社会に
価値として認められている)ことが素晴らしいですし、もうひとつ、会
場でABCのバッジや名札をつけている人が、他の参加者に率先し
てアドヴァイスをしたり、セッションのパネリストとして積極的にレク
チャーを行っているのが印象的でした。
2日目の朝はこの認証資格検定の説明のセッションに出席しました。
続いては今年のエクセルアワードの受賞スピーチ、ベストバイの
ブライアン・ダン社長の話を聞きました。
実は昨年のコンファレンスでもベストバイのコミュニケーションマネー
ジャーの話を聴き、印象的だったのを覚えています。
ベストバイはいわゆる大型家電スーパーのような業態ですが、社内
コミュニケーション(イントラネット)はいわゆる販売目標や達成率、
利上げ推移などの数値ばかりだったそうです。それでは働く人のモ
チベーションや顧客の気持ちが理解できない、ということで180度
転換し、顧客や社員の意見を掬い上げ、迅速に意見交換し、対応
につなげるアクションオリエンテッドなものに変えていったのです。
些細な話ですが、そのときも前日のレセプションでたまたまこの方と
立ち話をし、名刺交換をしていたのですが、前のほうで聞いていた
僕を見つけると話の途中で「たとえばはるか遠くの日本から来たカ
ズに言わせれば、このような問題は~」と雑談や僕の名前までを
その場でさらっと盛り込む余裕や気遣いがあり、たいそう驚かされ
たのを覚えています。
その彼の上司(社長)ですから、何があっても驚きはしないのですが、
プレゼンテーションもさすが!これが「コミュニケーションリーダーシッ
プ」というものか、とうならせる面白さ、楽しさ満載でした。
受賞の経緯は飛ばしますが、「社長としてコミュニケーションから学
んだこと」をアメリカの人気番組「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・
レターマン」のように、トップ10カウントダウンで紹介していました。
10.
社員はコンテンツではなくコンテキスト(文脈や背景、意味)を常に
求めている
9.
伝える必要があるのなら社員を呼びつけるのではなく、自分が現場
に行って会え
8.
ちょっとしたユーモアの意識を忘れるな。形式ばってまじめに伝えて
も人はすぐ忘れるが、ユーモアには意識と行動ををつなぐ磁力がある
7.
常に本音で話せ
6.
社員が会話をする場を与えよ(社内外どちらでも)
5.
間違ったときはそれを自身ですぐに認めろ(人は間違えることはある)
4.
ストーリー(会社の価値)を伝えることに集中しろ
3.
そのストーリーを出来るだけ広く、世界に伝えろ
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伝えるべき良い話にはふさわしいキャラクターと重要な役割がある
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コミュニケーションは組織の「Heart &Soul」だ
とにかく勇気のある、そして明るいリーダーだと思いました。
最後のひと言は会場に集まった全員を勇気付けてくれました。
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