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雑誌「PHOTOGRAPHICA」19号

投稿日時:2010/06/04(金) 15:14rss

写真は好きですがあまりうまくありません。
昨日の展覧会もそうですが、ここのところ写真雑誌や展覧会を
よく買っています。

今日は午前中に大型書店でブレストウォーキング(本を見ながら
歩くと発想がわく)をしていたのですが、偶然目に留まった写真
雑誌が「PHOTOGRAPHICA」19号でした。

前号は4月に見に行った写真美術館の森村泰昌の作品の特集
でした(会場で売っていた図録のほうが断然良いですが)。
今号の特集は「日本人の肖像」。

photographica

これがすばらしい!「うめかよ」さんと「荒木経惟 」さんの2本立て。

「うめかよ」さんといえば、じじいの頭の上にバナナやセミの抜け殻
乗せて写真とってしまう人ですが、被写体の子供や老人が心を
開いているのが伝わってくるんですね。
まるで親子で写真を撮っているようです。

荒木経惟 さんの特集も画期的なのです。
一昨年に熊本市現代美術館で開催された「熊本ララバイ」の母子像
が特集されています。
これは先日日比谷のギャラリーで数点だけ見ることが出来たので
すが、熊本展の目録は当時の会期中に売り切れ、現在ヤフオクで
2万円近いプレミアが付いています(異常)。

赤ちゃんを抱いたお母さんのヌード。でもそこにあるのは母ではなく
「女」。これは荒木さんにしか撮れないのでしょうね。

現物は等身大以上の大きさのプリントでしたが、本でも十分楽しめ
ます。ヤフオクに手を出さなくてよかった(笑)。

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美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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