クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 雨宮 和弘 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
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2009年12月25日(金)更新
クリスマスの思い出
今朝はリビングの不振な物音で朝5時に目がさめました。
プレゼントを待ちきれない息子が4時半に目を覚まし、いち早くそれを抱えて
冷え切ったリビングでひとり包み紙を破って、おもちゃの組み立てにかかって
いたところでした。
普段は寝坊の息子ですがこういうときだけ類まれな気合を入れるというのは
誰に似たのでしょうか。
さておき、クリスマスというと印象的な思い出があります。
かれこれもう7年前のことになりますが、米国のオンライントレーディング(日米
間の輸送コストを軽減するベンチャー企業)のマーケティングの手伝いをしてい
て、ミーティングをしたいのだけれどタイミングが年末の12月26、27しかない
ということで急遽年末に渡米することにしました。
相手先の企業はユタ州のソルトレイクシティでしたが、どうせなら、ということで
12月24日の夜の飛行機でサンフランシスコに入り、スタンフォード(シリコンバ
レー)の安宿に泊まり、友人と会い、25日にショッピングなどして26日の朝に
ソルトレイクシティに入れば良いや、と考えていました。
24日の夜はクリスマスイブで華やかでしたが、その日はまっすぐスタンフォード
に入り、友人と夕食をとり、ろくに夜遊びもせずに寝てしまったのです。
問題は25日でした。
いや、びっくりしました。
マクドナルドを含むほとんどのレストラン、そしてお店は完全にクローズ。
どこも空いていないのです。
ホテルの従業員も最低限。しかもいわゆる白人はいません。
ホテルのレストラン(朝食)もクローズだったのです。
空いていたのはドラッグストア(ファーマシー)、そしてレストランではかろうじて
1件だけ、やっているデニーズを見つけました(砂漠にオアシスの心境でした)。
行きたかったターゲットやウォルマート、ボーダース(本屋)も軒並みNGでした。
行くあてもない1日、101号線のハイウェイをサンノゼまで下がり、並行するエル
カミーノドライブを空いているお店を探して上がるを繰り返していました。
夕飯はインド料理を食べました。当然クリスチャニティに関係ない民俗のお店は
空いている、ということです。
当然町並みにもクルマや人気はすくなく、シリコンバレー全体がゴーストタウンの
ようで、なんとも貴重(?)な体験でした。
翌日は飛行場に行くまでの数時間、必至でショッピングに駆けずり回りました。
そんな珍道中でユタに到着すると昼間ですでに気温が零下。
先方のスタッフと夕食に行ったのですが多分マイナス10度以上だったのでしょう。
深呼吸すると胸が痛くなりました。
印象深い弾丸トラベルでしたが、皆さんも年末年始に海外に行かれるときには
現地の習慣など、気をつけてください。
それでは年末まであとわずか、気を引き締めてよい年を迎えましょう。
プレゼントを待ちきれない息子が4時半に目を覚まし、いち早くそれを抱えて
冷え切ったリビングでひとり包み紙を破って、おもちゃの組み立てにかかって
いたところでした。
普段は寝坊の息子ですがこういうときだけ類まれな気合を入れるというのは
誰に似たのでしょうか。
さておき、クリスマスというと印象的な思い出があります。
かれこれもう7年前のことになりますが、米国のオンライントレーディング(日米
間の輸送コストを軽減するベンチャー企業)のマーケティングの手伝いをしてい
て、ミーティングをしたいのだけれどタイミングが年末の12月26、27しかない
ということで急遽年末に渡米することにしました。
相手先の企業はユタ州のソルトレイクシティでしたが、どうせなら、ということで
12月24日の夜の飛行機でサンフランシスコに入り、スタンフォード(シリコンバ
レー)の安宿に泊まり、友人と会い、25日にショッピングなどして26日の朝に
ソルトレイクシティに入れば良いや、と考えていました。
24日の夜はクリスマスイブで華やかでしたが、その日はまっすぐスタンフォード
に入り、友人と夕食をとり、ろくに夜遊びもせずに寝てしまったのです。
問題は25日でした。
いや、びっくりしました。
マクドナルドを含むほとんどのレストラン、そしてお店は完全にクローズ。
どこも空いていないのです。
ホテルの従業員も最低限。しかもいわゆる白人はいません。
ホテルのレストラン(朝食)もクローズだったのです。
空いていたのはドラッグストア(ファーマシー)、そしてレストランではかろうじて
1件だけ、やっているデニーズを見つけました(砂漠にオアシスの心境でした)。
行きたかったターゲットやウォルマート、ボーダース(本屋)も軒並みNGでした。
行くあてもない1日、101号線のハイウェイをサンノゼまで下がり、並行するエル
カミーノドライブを空いているお店を探して上がるを繰り返していました。
夕飯はインド料理を食べました。当然クリスチャニティに関係ない民俗のお店は
空いている、ということです。
当然町並みにもクルマや人気はすくなく、シリコンバレー全体がゴーストタウンの
ようで、なんとも貴重(?)な体験でした。
翌日は飛行場に行くまでの数時間、必至でショッピングに駆けずり回りました。
そんな珍道中でユタに到着すると昼間ですでに気温が零下。
先方のスタッフと夕食に行ったのですが多分マイナス10度以上だったのでしょう。
深呼吸すると胸が痛くなりました。
印象深い弾丸トラベルでしたが、皆さんも年末年始に海外に行かれるときには
現地の習慣など、気をつけてください。
それでは年末まであとわずか、気を引き締めてよい年を迎えましょう。
2009年12月17日(木)更新
本年のセミナー終了
昨日、レギュラーで春と秋に2回担当させていただいている宣伝会議
の「インターネット広報講座」の最終回(10回目、私の担当は5回)を
無事、修了することが出来、合わせて今年のセミナーも最後となりまし
た。
現在は業務が立て込んでおり、セミナーだけでも一区切り付いたので
つかの間、ほっとすることが出来ました。
何度も書いていますが、今年は前半に急激に業績が落ち込み、組織を
維持できなくなりました。軌道修正とともに規模を縮小しましたが、夏以
降、なんとか規模に合う業務を取り戻すことが出来、今は前半の負債を
取り戻すべく孤軍奮闘しています。
セミナーに話を戻すと、ここ数年は年間のセミナーのコマ数(ひとコマ2
時間換算)が徐々に伸び50~60を越えるようになっていました。
しかし市況の落ち込みもあり、セミナー数も今年は落ちるだろうな、と予
想していたのですが、ふたを開けてみれば今年も結局50コマを越える
セミナーをこなしていました。
昨年に比べ、自社主催セミナーが減ったことを考えれば、受託のセミナ
ーはほとんど減っていなかったことになります。
特徴としては
1.オンラインPRに対する地方の企業の興味や課題が高まってきたこと
2.一般的な株式会社以外の法人(財団法人や独立行政法人、社団法
人、学校法人、宗教法人など)の広報コミュニケーション担当者の方
の参加が増えたこと
3.一方的に聴講する座学ではなく、ワークショップなど、グループで考え
実体験するタイプのセミナーが増えたこと
などが挙げられます。
出来るだけセミナーの最後に質疑応答の時間をとるようにしているので
すが、そういうときに挙手して質問をくださる方はまだまだ少ないようで
す。
しかし、事後にメールでかなり詳細な、具体的な質問や悩みをいただく
ことが多くなりました。
また、以前は私自身が率先して生徒を束ね、メーリングリストを作ったこ
ともありましたが、最近では懇親会のときに有志がメーリングリストを作り、
招き入れてくださることもありました。
緩やかに、来年も数多くの出会いに恵まれることを期待しています。
今年お会いした皆さんも、ぜひ気軽にメールいただければと思います。
の「インターネット広報講座」の最終回(10回目、私の担当は5回)を
無事、修了することが出来、合わせて今年のセミナーも最後となりまし
た。
現在は業務が立て込んでおり、セミナーだけでも一区切り付いたので
つかの間、ほっとすることが出来ました。
何度も書いていますが、今年は前半に急激に業績が落ち込み、組織を
維持できなくなりました。軌道修正とともに規模を縮小しましたが、夏以
降、なんとか規模に合う業務を取り戻すことが出来、今は前半の負債を
取り戻すべく孤軍奮闘しています。
セミナーに話を戻すと、ここ数年は年間のセミナーのコマ数(ひとコマ2
時間換算)が徐々に伸び50~60を越えるようになっていました。
しかし市況の落ち込みもあり、セミナー数も今年は落ちるだろうな、と予
想していたのですが、ふたを開けてみれば今年も結局50コマを越える
セミナーをこなしていました。
昨年に比べ、自社主催セミナーが減ったことを考えれば、受託のセミナ
ーはほとんど減っていなかったことになります。
特徴としては
1.オンラインPRに対する地方の企業の興味や課題が高まってきたこと
2.一般的な株式会社以外の法人(財団法人や独立行政法人、社団法
人、学校法人、宗教法人など)の広報コミュニケーション担当者の方
の参加が増えたこと
3.一方的に聴講する座学ではなく、ワークショップなど、グループで考え
実体験するタイプのセミナーが増えたこと
などが挙げられます。
出来るだけセミナーの最後に質疑応答の時間をとるようにしているので
すが、そういうときに挙手して質問をくださる方はまだまだ少ないようで
す。
しかし、事後にメールでかなり詳細な、具体的な質問や悩みをいただく
ことが多くなりました。
また、以前は私自身が率先して生徒を束ね、メーリングリストを作ったこ
ともありましたが、最近では懇親会のときに有志がメーリングリストを作り、
招き入れてくださることもありました。
緩やかに、来年も数多くの出会いに恵まれることを期待しています。
今年お会いした皆さんも、ぜひ気軽にメールいただければと思います。
2009年12月17日(木)更新
no man''s land 展覧会
役目を終えて解体される旧フランス大使館。
取り壊す前にアーティストに開放し展覧会(創造)の場として開放する
というなんとも粋な企画。
こんな機会がなければ2度と足を踏み入れることは出来ません。
モダンな建築でした。廊下の手すりが軽やかで華奢なところがフレンチ。
天井や床、色々なところに目が行きます。
肝心のアート作品もレベルが高く、見ごたえがありました。
来年の1月いっぱいまで。(月~水は休館)
赤い部屋はシトロエン、隣の青い部屋はプジョーのプレゼンテーション
見上げれば屋上にもアート
最後だからもう好きにして良いよ、といわれるとこんなに大胆なことも出来ます
元からあるファサードのレリーフ。これが壊されるのはもったいない
入り口にはプジョーがアートされています
ヨーロッパ規格の電気プラグ
階段もデザインされています。
隣には超モダンな新大使館が建っています。
取り壊す前にアーティストに開放し展覧会(創造)の場として開放する
というなんとも粋な企画。
こんな機会がなければ2度と足を踏み入れることは出来ません。
モダンな建築でした。廊下の手すりが軽やかで華奢なところがフレンチ。
天井や床、色々なところに目が行きます。
肝心のアート作品もレベルが高く、見ごたえがありました。
来年の1月いっぱいまで。(月~水は休館)
赤い部屋はシトロエン、隣の青い部屋はプジョーのプレゼンテーション
見上げれば屋上にもアート
最後だからもう好きにして良いよ、といわれるとこんなに大胆なことも出来ます
元からあるファサードのレリーフ。これが壊されるのはもったいない
入り口にはプジョーがアートされています
ヨーロッパ規格の電気プラグ
階段もデザインされています。
隣には超モダンな新大使館が建っています。
2009年12月09日(水)更新
東洋経済の「中古品」特集が面白い
今週の東洋経済は「中古品」特集。今までにない視点でとても面白
かったです。
わたしたちの親の世代などが根強く持つ「新品信仰」のようなものも
だいぶ薄れてきているのですね。
また、環境や「モッタイナイ」も拍車をかけているかもしれません。
弊社のオフィスはほとんどの家具(机や椅子、棚、ドロワーなど)が
中古で買い揃えたものです。
椅子は海外のメーカーのものですが、それでも定価の3割程度の値
段でした。じゅうぶんにキレイで丈夫ですから、まったく問題はありま
せん。
また、オフィスにいらっしゃるお客様のための「言い訳」ですが、1000
枚を越すCDも、ほとんどが中古で集めたものです。
(これらもデータサーバーに送り、また半分以下ぐらいになるでしょう)
元々工業デザイナー出身で「モノ」を生み出すことを生業としていまし
たし、今でも「モノ」の「デザイン」や「機構」が大好きです。
そんな私はいざ知らず、体育大出身の家人もなぜか「モノ好き」とあっ
て、ただでさえ狭い家は雑多な、しかし「一体どこでこんなもの見つけ
たの?」というようなもので溢れています。
しかし10年前に子供が生まれ、その勢いはだいぶ治まりました。
今は子供の使い終わったおもちゃとともに、大人の「なぐさみもの」
も徐々に整理をすすめています。
それでも電気ポットが壊れる、靴が傷む、など、必要に駆られてもの
を買うことはあります。そんな時、この東洋経済の特集にもありますが、
やはり
「ネットでの情報収集」
ははずせないでしょう。
価格コムによる「最安値情報」と「クチコミ」のハイブリッドに限らず、
加えてヤフーオークション、さらには複数の大手オンラインショッピング
サイトを横断検索できる「ショッピングサーチ」というサービスもあります。
(これはとても便利なのでぜひ試してみてください)
私はものによるとこれに加えて海外のショッピングサイトやオークション
サイトも見るようにしています。
このように横断的に情報を見ていくと「モノ」の生まれや流れが見えてき
ます。
「オリジナルな商品」→「安価な競合商品」→「すれすれのコピー、バッタ
モノ」→「小さな企業によるオリジナルな高付加価値商品」→「オリジナル
の海外生産移管製品」→「在庫調整品」→「中古品」
どのポイントで買うのか?もしくは今見ているのはその状況のものか?
など見えてくるようになります。
(実際にはこのようなマーケット調査のみで「クリック」はしませんが)
さて、巷は贈り物やギフトの季節ですね。
ことしは「中古品」とばれないように賢い買い物をされる方が増えそうです。
かったです。
わたしたちの親の世代などが根強く持つ「新品信仰」のようなものも
だいぶ薄れてきているのですね。
また、環境や「モッタイナイ」も拍車をかけているかもしれません。
弊社のオフィスはほとんどの家具(机や椅子、棚、ドロワーなど)が
中古で買い揃えたものです。
椅子は海外のメーカーのものですが、それでも定価の3割程度の値
段でした。じゅうぶんにキレイで丈夫ですから、まったく問題はありま
せん。
また、オフィスにいらっしゃるお客様のための「言い訳」ですが、1000
枚を越すCDも、ほとんどが中古で集めたものです。
(これらもデータサーバーに送り、また半分以下ぐらいになるでしょう)
元々工業デザイナー出身で「モノ」を生み出すことを生業としていまし
たし、今でも「モノ」の「デザイン」や「機構」が大好きです。
そんな私はいざ知らず、体育大出身の家人もなぜか「モノ好き」とあっ
て、ただでさえ狭い家は雑多な、しかし「一体どこでこんなもの見つけ
たの?」というようなもので溢れています。
しかし10年前に子供が生まれ、その勢いはだいぶ治まりました。
今は子供の使い終わったおもちゃとともに、大人の「なぐさみもの」
も徐々に整理をすすめています。
それでも電気ポットが壊れる、靴が傷む、など、必要に駆られてもの
を買うことはあります。そんな時、この東洋経済の特集にもありますが、
やはり
「ネットでの情報収集」
ははずせないでしょう。
価格コムによる「最安値情報」と「クチコミ」のハイブリッドに限らず、
加えてヤフーオークション、さらには複数の大手オンラインショッピング
サイトを横断検索できる「ショッピングサーチ」というサービスもあります。
(これはとても便利なのでぜひ試してみてください)
私はものによるとこれに加えて海外のショッピングサイトやオークション
サイトも見るようにしています。
このように横断的に情報を見ていくと「モノ」の生まれや流れが見えてき
ます。
「オリジナルな商品」→「安価な競合商品」→「すれすれのコピー、バッタ
モノ」→「小さな企業によるオリジナルな高付加価値商品」→「オリジナル
の海外生産移管製品」→「在庫調整品」→「中古品」
どのポイントで買うのか?もしくは今見ているのはその状況のものか?
など見えてくるようになります。
(実際にはこのようなマーケット調査のみで「クリック」はしませんが)
さて、巷は贈り物やギフトの季節ですね。
ことしは「中古品」とばれないように賢い買い物をされる方が増えそうです。
2009年12月07日(月)更新
セミナーを通して知る地方経済
今年は事業成績としては前半にかなり厳しいものがありましたが、
年間通してセミナーの受注は減りませんでした。
来週の東京の講義でひとまず締めくくることになりますが、結果的
には今年も30本以上、コマ数で言えば50コマ、100時間を越え
ました。
私にとってコンサルティングやアドバイス、企画や調査などの仕事
のきっかけは、やはりセミナーでのご縁が圧倒的ですので、これは
非常に嬉しいことです。
また、さまざまな企業や団体の方々が、現在どのようなコミュニケ
ーションの悩みをお持ちなのか、も直接うかがうことが出来ます。
その中でも顕著なのが以下の5つです。
1.デザインや企画提案の中身の評価について
2.プロジェクト運営とコスト(見積もり)の立て方
3.ゴールと継続性(戦略)
4.ウェブとウェブ以外のコミュニケーションメディアの融合
(クロスメディア)
5.社内人材としてのキャリアパス(アップ)の作り方
いずれも単純なリニューアルよりも、より担当者や企業側の体制に
関わる問題なのが特徴で、内容的にも東京と差がなくなってきまし
た。
かつては弊社のお客様はほとんどが東京もしくは関東圏の企業・団
体だったのですが、今年の傾向としては地方のセミナーが増えたこ
とで結果的に仕事自体の問い合わせも地方からの物が少しずつ増え
てきました。そして相談内容が上記のようにより具体的になってき
たというのが特徴です。
以前、お世話になっているセミナー招聘元の会社の担当者と今後の
企画についてをしていたとき、「東京の波が少し遅れて地方で起き
る。それは良い面も悪い面も同じだ」と伺ったのが印象に残ってい
ます。
仕事の問い合わせ(良い面)もそうですが、悪い面で言えば、先日福
岡に行ったときには大名(東京で言えば原宿や青山のようなオシャレ
街)に、空き地や路面店の空き店舗が目立ったのが気になりました。
東京では夏ごろがピークだったでしょうか。わたしのオフィスのある
骨董通りも最近は空きが埋まりつつあり、まだまだ不景気とはいえ、
再生パワーに感心していたところでした。来春に再訪するときにはき
っとまた、新しいお店が出来ていることでしょう。それも楽しみです。
地方といってもまだまだ訪問したことのない都市のほうが多いのは当
然です。しかし札幌、名古屋、大阪、福岡など、ハブになるような都
市には定期的に訪問していますので、うまくスケジュールを調整すれ
ば同時期に訪問することも可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。
年間通してセミナーの受注は減りませんでした。
来週の東京の講義でひとまず締めくくることになりますが、結果的
には今年も30本以上、コマ数で言えば50コマ、100時間を越え
ました。
私にとってコンサルティングやアドバイス、企画や調査などの仕事
のきっかけは、やはりセミナーでのご縁が圧倒的ですので、これは
非常に嬉しいことです。
また、さまざまな企業や団体の方々が、現在どのようなコミュニケ
ーションの悩みをお持ちなのか、も直接うかがうことが出来ます。
その中でも顕著なのが以下の5つです。
1.デザインや企画提案の中身の評価について
2.プロジェクト運営とコスト(見積もり)の立て方
3.ゴールと継続性(戦略)
4.ウェブとウェブ以外のコミュニケーションメディアの融合
(クロスメディア)
5.社内人材としてのキャリアパス(アップ)の作り方
いずれも単純なリニューアルよりも、より担当者や企業側の体制に
関わる問題なのが特徴で、内容的にも東京と差がなくなってきまし
た。
かつては弊社のお客様はほとんどが東京もしくは関東圏の企業・団
体だったのですが、今年の傾向としては地方のセミナーが増えたこ
とで結果的に仕事自体の問い合わせも地方からの物が少しずつ増え
てきました。そして相談内容が上記のようにより具体的になってき
たというのが特徴です。
以前、お世話になっているセミナー招聘元の会社の担当者と今後の
企画についてをしていたとき、「東京の波が少し遅れて地方で起き
る。それは良い面も悪い面も同じだ」と伺ったのが印象に残ってい
ます。
仕事の問い合わせ(良い面)もそうですが、悪い面で言えば、先日福
岡に行ったときには大名(東京で言えば原宿や青山のようなオシャレ
街)に、空き地や路面店の空き店舗が目立ったのが気になりました。
東京では夏ごろがピークだったでしょうか。わたしのオフィスのある
骨董通りも最近は空きが埋まりつつあり、まだまだ不景気とはいえ、
再生パワーに感心していたところでした。来春に再訪するときにはき
っとまた、新しいお店が出来ていることでしょう。それも楽しみです。
地方といってもまだまだ訪問したことのない都市のほうが多いのは当
然です。しかし札幌、名古屋、大阪、福岡など、ハブになるような都
市には定期的に訪問していますので、うまくスケジュールを調整すれ
ば同時期に訪問することも可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。
2009年11月13日(金)更新
「愛の毛布と再生自転車」日本郵船取締役相談役・草刈隆郎さん
一昨日の日本経済新聞夕刊に、日本郵船取締役相談役の草刈隆郎さんの
「愛の毛布と再生自転車」という記事が出ていました。
「1Q84」がベストセラーになったことで、その当時(1984年)にあったことを
回想されていました。
この年、エチオピアで大飢饉が起こり、ユニセフが世界中の国に支援を呼び
かけたそうですが、日本の割り当ては毛布だったそうです。
草刈さんは当時定期航路の課長をされていて、事業損を覚悟で寄付で集め
た毛布を輸送されたそうです。
ところが、荷揚げと同時にほとんどの毛布が略奪され、善意は無に帰すこと
となったそうです。
このような状況は現在でも中東やアフリカ、アジアへの支援でも散見するもの
ですね。
さて、草刈さんは社長になってからもこのときの悔しい思いが忘れられなかっ
たそうです。
そのときに出会ったのが「ジョイセフ」という発展途上国の妊産婦と女性を支
援するNGOだったそうです。
多くの医療援助系のNGOが海外発のものであるのに対し、ジョイセフはなん
と日本で、40年前にスタートした団体。
第2次世界大戦以前の日本ではまだ女性が安心、安全に妊娠、出産できる
環境が整っておらず、妊娠や出産に関わる死亡事故などが少なくなかった。
しかし戦後のわずかな期間に母子保健や衛生、家族計画などの教育を徹底
的に行った結果、現在では世界で一番安全に出産、保育できる国になったこ
とを受けて、そのノウハウを持って人口問題や保健衛生問題を持つ国を支援
しようと言うのが発足のきっかけだったそうです。
現在はHIVや若年層からの無理な妊娠出産を防ぐ教育支援から、政策提言、
使い終わったランドセルや文房具、そして放置された自転車を再生して送っ
ているそうです。
ランドセルは就学率の向上、自転車は助産婦が村から村へ駆けつけるのに
とても重宝するそうです。
話は戻りますが、そこで草刈さんはジョイセフが集めたこの再生自転車を、略
奪されないように丈夫なコンテナで配送(コンテナも寄付)するようになったそ
うです。(略奪もなく無事に届けられるようになったそうです)
駅前に放置される自転車を見ると「やれやれ」と思いますが、アフリカでひとの
命を守るために日本の「ママチャリ」が活躍しているというのはすこし誇らしい
話ですね。
日本郵船
http://www.nyk.com/index.htm
ジョイセフ
http://joicfp.or.jp/jpn/index.shtml
再生自転車を送ろう
http://www.joicfp.or.jp/jpn/kokusai_camp/syusyu/hagaki/mccoba.shtml
「愛の毛布と再生自転車」という記事が出ていました。
「1Q84」がベストセラーになったことで、その当時(1984年)にあったことを
回想されていました。
この年、エチオピアで大飢饉が起こり、ユニセフが世界中の国に支援を呼び
かけたそうですが、日本の割り当ては毛布だったそうです。
草刈さんは当時定期航路の課長をされていて、事業損を覚悟で寄付で集め
た毛布を輸送されたそうです。
ところが、荷揚げと同時にほとんどの毛布が略奪され、善意は無に帰すこと
となったそうです。
このような状況は現在でも中東やアフリカ、アジアへの支援でも散見するもの
ですね。
さて、草刈さんは社長になってからもこのときの悔しい思いが忘れられなかっ
たそうです。
そのときに出会ったのが「ジョイセフ」という発展途上国の妊産婦と女性を支
援するNGOだったそうです。
多くの医療援助系のNGOが海外発のものであるのに対し、ジョイセフはなん
と日本で、40年前にスタートした団体。
第2次世界大戦以前の日本ではまだ女性が安心、安全に妊娠、出産できる
環境が整っておらず、妊娠や出産に関わる死亡事故などが少なくなかった。
しかし戦後のわずかな期間に母子保健や衛生、家族計画などの教育を徹底
的に行った結果、現在では世界で一番安全に出産、保育できる国になったこ
とを受けて、そのノウハウを持って人口問題や保健衛生問題を持つ国を支援
しようと言うのが発足のきっかけだったそうです。
現在はHIVや若年層からの無理な妊娠出産を防ぐ教育支援から、政策提言、
使い終わったランドセルや文房具、そして放置された自転車を再生して送っ
ているそうです。
ランドセルは就学率の向上、自転車は助産婦が村から村へ駆けつけるのに
とても重宝するそうです。
話は戻りますが、そこで草刈さんはジョイセフが集めたこの再生自転車を、略
奪されないように丈夫なコンテナで配送(コンテナも寄付)するようになったそ
うです。(略奪もなく無事に届けられるようになったそうです)
駅前に放置される自転車を見ると「やれやれ」と思いますが、アフリカでひとの
命を守るために日本の「ママチャリ」が活躍しているというのはすこし誇らしい
話ですね。
日本郵船
http://www.nyk.com/index.htm
ジョイセフ
http://joicfp.or.jp/jpn/index.shtml
再生自転車を送ろう
http://www.joicfp.or.jp/jpn/kokusai_camp/syusyu/hagaki/mccoba.shtml
2009年10月22日(木)更新
ANVIL
一番の趣味といえば音楽でしょうか?
バンドは高校2年から(受験勉強そっちのけ?)、レコード集めは中学
2年からと年季が入っています。
バンドはハードロック、ブルーズが中心ですが、聴く方は仕事場でクラシック
やジャズ、残業タイムはヘビーメタルからプログレ、ラップまで、もう雑多です。
この時期、色々なニュースで「ハロウィン特集」などと耳にしますが、その度に
「おっジャーマンスピードメタルか!」
と思ってしまいます。
すみません。単なるマニアックなボケですね。
しかしそんなギャグにしかとらえられないヘビーメタルですが、色々と聴けば
さまざまな世界観、味わい、感動もあります。
代々木の体育館に見に行ったジューダスプリーストや五反田簡易保険ホール
で見たアンスラックス、渋谷公会堂で見たメガデス、中野サンプラザで見た
ハロウィンやテスタメント。
もうほとんど宗教の集会のような一体感、そして音量。(笑)
何故このようなエントリーに至ったかというと、昨日見たテレビCMが原因です。
なんと、アンヴィルというメタルバンドのドキュメンタリー映画ができたというの
です。
http://www.uplink.co.jp/anvil/
見る前からなんですが、これは期待が高まります。
今までもヘビーメタルをネタにした映画は色々とありました。
スパイナルタップやスクールオブロック、日本でも最近のデトロイトメタルシティ
(小学生の娘と2人で見に行きました)。
でも、基本的にみんなフィクション、しかもどちらかというとコメディに近い。
アンヴィルはマニアックなB級(失礼)メタルバンドです。
しかし有名になれるバンドは本の一握りで、挫折や苦労だけで終わってしまう
多くのバンドがあるなかで、まだ名前と曲名が思い当たるほうだと思います。
そんな絶妙なポジションのバンドにフォーカスした映画。面白そうですね。
これは見に行くと思います。
僕は趣味の域ですが、いまだに一緒にハードロックが出来る仲間がいるのは
幸せです。
どこまで続けられるか、仕事同様、がんばります。
バンドは高校2年から(受験勉強そっちのけ?)、レコード集めは中学
2年からと年季が入っています。
バンドはハードロック、ブルーズが中心ですが、聴く方は仕事場でクラシック
やジャズ、残業タイムはヘビーメタルからプログレ、ラップまで、もう雑多です。
この時期、色々なニュースで「ハロウィン特集」などと耳にしますが、その度に
「おっジャーマンスピードメタルか!」
と思ってしまいます。
すみません。単なるマニアックなボケですね。
しかしそんなギャグにしかとらえられないヘビーメタルですが、色々と聴けば
さまざまな世界観、味わい、感動もあります。
代々木の体育館に見に行ったジューダスプリーストや五反田簡易保険ホール
で見たアンスラックス、渋谷公会堂で見たメガデス、中野サンプラザで見た
ハロウィンやテスタメント。
もうほとんど宗教の集会のような一体感、そして音量。(笑)
何故このようなエントリーに至ったかというと、昨日見たテレビCMが原因です。
なんと、アンヴィルというメタルバンドのドキュメンタリー映画ができたというの
です。
http://www.uplink.co.jp/anvil/
見る前からなんですが、これは期待が高まります。
今までもヘビーメタルをネタにした映画は色々とありました。
スパイナルタップやスクールオブロック、日本でも最近のデトロイトメタルシティ
(小学生の娘と2人で見に行きました)。
でも、基本的にみんなフィクション、しかもどちらかというとコメディに近い。
アンヴィルはマニアックなB級(失礼)メタルバンドです。
しかし有名になれるバンドは本の一握りで、挫折や苦労だけで終わってしまう
多くのバンドがあるなかで、まだ名前と曲名が思い当たるほうだと思います。
そんな絶妙なポジションのバンドにフォーカスした映画。面白そうですね。
これは見に行くと思います。
僕は趣味の域ですが、いまだに一緒にハードロックが出来る仲間がいるのは
幸せです。
どこまで続けられるか、仕事同様、がんばります。
2009年10月21日(水)更新
嬉しいような悲しいお話
今年前半はビジネスにおいては本当に辛い時期でした。
弊社にとっても多くのお客さまから仕事の延期や中断を余儀なくされ、
事務所の縮小を行わざるを得ない状況でした。
やっと夏前から少しずつ復調の兆しが見えてきたというところでしょうか。
それでもまだ、何とかビジネスを続けさせてもらえているだけでも幸せ
なのかも知れません。
「まだ綱渡りだよ」
というと、友人には
「いやいや、綱の上にいられるだけ、まだマシなほうだよ」
と返されました。
事実、私の事務所があるのは青山の骨董通りの裏手なのですが、骨董
通り近辺は、夏ごろから路面店(ブティック、レストラン、美容室、ギャラリ
ー)の撤退がいまだに続いています。
また、オフィスビルやマンションにも小さな事務所が多く入っているのです
が歩きながら少し顔を上げると、これもまた確実に空き部屋が増えている
状況です。
話は変わりますが、実は近所に私にとってのオアシスがあるのです。
(本当はあまり教えたくないのですが・笑)
いわゆる美術書やデザイン関係の書籍、雑誌を中心に扱う「オヨヨ書林」
という古本屋さんです。
http://oyoyoshorin.shop-pro.jp/
昨年、根津から青山に移ってきました。
最近ここを覗いたら、すごいことになっていました。
と、いうのも、あまり見かけないような貴重なデザイン関係の書籍が床から
幾山も平積みになっているのです。
帰りがけに立ち寄って、おもわず何冊か取りおきをお願いしてしまいました。
しかも値段も安かったので驚きです。
これは推測の域ですが、残念ながら事務所の整理や移転を行った近所の
デザインオフィスから大量に出たものではないかと思います。
その事実を思えば、ちょっと悲しい話ですが、勝手に志を引き継ぐつもりで
引き取る決意(笑)をし、久しぶりにまとまった資料を買い込みました。
普段は夜中に海外のオークションなどで探っていたような資料(本)が手ご
ろな価格で買えたのはラッキーでした。
弊社にとっても多くのお客さまから仕事の延期や中断を余儀なくされ、
事務所の縮小を行わざるを得ない状況でした。
やっと夏前から少しずつ復調の兆しが見えてきたというところでしょうか。
それでもまだ、何とかビジネスを続けさせてもらえているだけでも幸せ
なのかも知れません。
「まだ綱渡りだよ」
というと、友人には
「いやいや、綱の上にいられるだけ、まだマシなほうだよ」
と返されました。
事実、私の事務所があるのは青山の骨董通りの裏手なのですが、骨董
通り近辺は、夏ごろから路面店(ブティック、レストラン、美容室、ギャラリ
ー)の撤退がいまだに続いています。
また、オフィスビルやマンションにも小さな事務所が多く入っているのです
が歩きながら少し顔を上げると、これもまた確実に空き部屋が増えている
状況です。
話は変わりますが、実は近所に私にとってのオアシスがあるのです。
(本当はあまり教えたくないのですが・笑)
いわゆる美術書やデザイン関係の書籍、雑誌を中心に扱う「オヨヨ書林」
という古本屋さんです。
http://oyoyoshorin.shop-pro.jp/
昨年、根津から青山に移ってきました。
最近ここを覗いたら、すごいことになっていました。
と、いうのも、あまり見かけないような貴重なデザイン関係の書籍が床から
幾山も平積みになっているのです。
帰りがけに立ち寄って、おもわず何冊か取りおきをお願いしてしまいました。
しかも値段も安かったので驚きです。
これは推測の域ですが、残念ながら事務所の整理や移転を行った近所の
デザインオフィスから大量に出たものではないかと思います。
その事実を思えば、ちょっと悲しい話ですが、勝手に志を引き継ぐつもりで
引き取る決意(笑)をし、久しぶりにまとまった資料を買い込みました。
普段は夜中に海外のオークションなどで探っていたような資料(本)が手ご
ろな価格で買えたのはラッキーでした。
2009年10月20日(火)更新
近況報告
しばらくブログの更新が滞っていました。
Mixiでも友人が発言していましたが、TwitterやMixiボイスのような
気軽な情報発信や共有が進むとブログを書かなくなる、という傾向
があるのかもしれません。
いや、これは言い訳かもしれませんね。すでにうまく使い分けている
人もいますから。
ただ、この一月、新しいおもちゃ(iPhone)を購入し、Twitterをはじめ
いくつかの新しいコミュニケーションメディアを試しているところでした。
加えて今年の前半を取り戻す勢いで仕事をこなしているのと、秋の
セミナーシーズンが重なった、というのもあります。
(本当はもうひとつ、秘密プロジェクトが進んでいます)
おかげてIABCの日本チャプター関連のアクションが取れません。
ちょっと報告モードのエントリーになってしまいましたが、10月後半の
この2週間はある意味ピークかもしれません。
夜もセミナーや会合が続き、ほとんど埋まってる状況です。
夜家に帰るとリラックスしたいので、時間を作るには早起き&早出しか
ありません。
Mixiでも友人が発言していましたが、TwitterやMixiボイスのような
気軽な情報発信や共有が進むとブログを書かなくなる、という傾向
があるのかもしれません。
いや、これは言い訳かもしれませんね。すでにうまく使い分けている
人もいますから。
ただ、この一月、新しいおもちゃ(iPhone)を購入し、Twitterをはじめ
いくつかの新しいコミュニケーションメディアを試しているところでした。
加えて今年の前半を取り戻す勢いで仕事をこなしているのと、秋の
セミナーシーズンが重なった、というのもあります。
(本当はもうひとつ、秘密プロジェクトが進んでいます)
おかげてIABCの日本チャプター関連のアクションが取れません。
ちょっと報告モードのエントリーになってしまいましたが、10月後半の
この2週間はある意味ピークかもしれません。
夜もセミナーや会合が続き、ほとんど埋まってる状況です。
夜家に帰るとリラックスしたいので、時間を作るには早起き&早出しか
ありません。
2009年10月08日(木)更新
名刺の可能性
仕事柄よく名刺をいただきます。
昨日はセミナーの懇親会があったのですが、ある自然保護団体の方から
いただいた名刺はなにやら裏がカラフル。
話を聞くとポスターの再利用なんだそうで、当たり前ですが一枚一枚絵柄
の部分が違うのです。
私がいただいたものは、裏がちょうどパンダの耳でした。
次の方がパンダの顔でしたから、おみくじで言えば「中吉」といったところで
しょうか。
いままで色々な方から色々な名刺をいただきましたが、レイアウトやデザイ
ン、文字のフォント、色などで受ける印象や信頼度がだいぶ違うことに気が
つきます。
そういう意味では非常にミニマルなコミュニケーションツールですが、アイデ
ィアにあふれています。
加えて最近は会社の名刺に加え、社会貢献やコミュニティに加わって独
の勉強会をやっている方など、「自分ブランド」で名刺を複数もつ方が増え
てきました。
ソーシャリティ(社交性)が高まってきていることの証左でしょう。
ミクシィやトウィッターなど、オンライン上の「ソサエティ」が増えてきている
ことも影響しているかもしれません。さまざまな「自分」を持てるようになって
きたのですね。
それでも「名刺」という旧来のコミュニケーションメディアが廃れず、そのミニ
マルなツールのデザインや表現に工夫をこらし楽しんでいる方を見ると嬉し
くなります。
赤外線で情報交換も良いのですが、ちいさな創造性(クリエイティビティ)を
発揮すれば、そこに沢山の情報(コンテキスト)を持てるのが名刺、といえる
かもしれません。
昨日はセミナーの懇親会があったのですが、ある自然保護団体の方から
いただいた名刺はなにやら裏がカラフル。
話を聞くとポスターの再利用なんだそうで、当たり前ですが一枚一枚絵柄
の部分が違うのです。
私がいただいたものは、裏がちょうどパンダの耳でした。
次の方がパンダの顔でしたから、おみくじで言えば「中吉」といったところで
しょうか。
いままで色々な方から色々な名刺をいただきましたが、レイアウトやデザイ
ン、文字のフォント、色などで受ける印象や信頼度がだいぶ違うことに気が
つきます。
そういう意味では非常にミニマルなコミュニケーションツールですが、アイデ
ィアにあふれています。
加えて最近は会社の名刺に加え、社会貢献やコミュニティに加わって独
の勉強会をやっている方など、「自分ブランド」で名刺を複数もつ方が増え
てきました。
ソーシャリティ(社交性)が高まってきていることの証左でしょう。
ミクシィやトウィッターなど、オンライン上の「ソサエティ」が増えてきている
ことも影響しているかもしれません。さまざまな「自分」を持てるようになって
きたのですね。
それでも「名刺」という旧来のコミュニケーションメディアが廃れず、そのミニ
マルなツールのデザインや表現に工夫をこらし楽しんでいる方を見ると嬉し
くなります。
赤外線で情報交換も良いのですが、ちいさな創造性(クリエイティビティ)を
発揮すれば、そこに沢山の情報(コンテキスト)を持てるのが名刺、といえる
かもしれません。
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