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2009年09月28日(月)更新

世の中を変える力

先週の連休は「里山を元気にして地域と環境を再生しよう」とロハス村
建設を計画中の大月の友人にさそわれ、「ツリーハウスを作ろう」とい
うイベントに参加してきました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~vivis/okabekougyousyo/info.html

事前に聞いていた事ですが、里山再生の第一歩としてすでに山の中腹に
巨大なステージを作っていて、彼女はそこでヨガレッスンなども始めて
いるようです。
前日(月曜日)の午後に東京を出て、連休渋滞を避けて無事、大月着。
この日は彼らの家にも多数のゲストが集まるため、彼らの友人の地元
の方が「趣味でやっている」庭先のキャンプヤード(といってもログ
ハウスと囲炉裏つき)でバーベキュー、そして宿泊施設に泊めていた
だきました。
(この方はこのログハウスとは別に自分の家の脇の山肌にツリーハウ
スも持っている!)

一応バーベキューの材料も調達して行ったのですが
「そんなもん喰うな」
と採れたてのイワナを焼いてくれました。

さて、翌朝いつもの岡部鉄工所にあつまり、国道を渡って直ぐの
里山に登りました。約15分ですが、上がりかまちは直登で、息が
あがります。

しかし見えてきたステージははるかに予想を超える大きさ。
ちょっとしたコンサートぐらい出来る広さがあります。
もちろんプロが作っているのでしっかりしたものです。

logstage01

ツリーハウスは数名の職人(プロ)とボランティアだけで10時に
始めてものの4時間で8割がた出来てしまいました。すばやい。

log02

log03

log04

log05

log06

その間、エコクッキング(太陽光発熱)の実験工作もあり、
まわりの雑木林で栗拾いをしたり、子供達も大満足でした。

当日はログハウス関連の雑誌の取材も来ていましたし、数多くの
地元林業従事者、山をお持ちの方、環境関連のNPOの方などが
集まっていて、これをきっかけに里山全体の有効活用のために
これからさまざまな施設や畑を作ったりするために地図を広げ、
話がどんどん進んでいくのが感動的でした。

山の中にこんなに大きなステージを作ること自体ありえないこと
なのに、思いがつながるだけでどんどん形になっていく。
このようなポジティブな力が世の中を変えていくんだな、と実感
しました。

子供は昆虫採集を目当てにしていましたが時すでに遅し。
かわりに小粒ですが栗をいっぱい拾っていました。
連休最終日はその栗で栗ご飯を作りましたが、甘みは少ないもの
の立派な栗ご飯ができました。子供にとっては、まだ拾った木の
実で食べられるものができるのが不思議なようでした。

佐々木さん、
いつもどおり、素敵なひとときをありがとうございました。
来年はキャンプにも行けそうで楽しみです。

2009年09月18日(金)更新

コミュニケーションメディアの可能性

しばらくブログの更新が滞っていました。

言い訳ではないのですが、その間にやっていたことは、主に新しいコミュニケ
ーションメディアの可能性についての考察です。
特にTwitterを使い始めています。

Twitterの可能性、特に企業における利用価値はどんなところにあるのだろう?
と考えると、ほぼ同時にそのようなエントリーや記事リンクが上がり、その連鎖
が見えると面白いのに、と考えると効果を可視化する技術が発表されたり。
まさに同時進行を感じます。

僕自身が面白いな、と感じるのは他のソーシャルメディアよりも濃い人間関係
のシンクロナイゼーション(同期性)が見えることで、4次元的というか、コンテン
ツ(発言)に「何故今なのか?」という意味が加わることで140文字をはるかに
越える情報が伝わってくるからです。
「仕掛け」としてどうビジネスに使うのか、はあまり興味がない(というか皆さんが
考えているのですぐ良いサービスがいっぱい出てくるでしょう)のですが、コミュ
ニケーションとして捉えたときの新しい価値を感じます。

「どうなの?」と人に聞くより、ぬるく始めて感じを掴むほうがよくわかると思いま
す。

さて、もうひとつ。
この間に見ていたのは企業コミュニケーションにおける動画「Corporate Movie」
の可能性です。

ちょうど秋のセミナーシーズンが始まるのでレジメの見直しをしていた経緯もあり
ますが新し久、興味深いものがいっぱい見つかりました。

今日は連休前ということもあるので新旧、いくつかご紹介しましょう。


一般的な企業紹介ではシスコシステムズはCGを取り入れてうまくまとめています。
http://www.youtube.com/watch?v=8a9b3V8UztQ

日本企業では会社のキーメッセージ「水」をテーマにサントリーがきれいな映像を
作っています。「水と生きる」
http://www.suntory.co.jp/company/mizu/advertising/index.html

海外では数年前に日立USAが日本企業としては出色のできのコーポレートフィル
ムを作っていました。
http://www.hitachi.us/truestories/

今は切り替えて無くなってしまいましたが最初のバージョンの映像が特に気に入っ
ていました。(以下)ユーチューブ様様ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=VbKaVGXUOnA

ヨーロッパのダウケミカルは「Human Element」という社内外を通したコミュニケーシ
ョンキャンペーンを実施しました。これも見ごたえがあります。
http://www.dow.com/hu/


上記のダウもそうですが、ヨーロッパはBtoB系の企業のほうがこのような品質の高
い映像を積極的に作っている気がします。BASFも負けていません。
BASF
http://www.tvservice.basf.com/en/tv-service.html


残念なのは数年前まで富士フイルムがやっていた「Earth from above」などのフラッ
シュコンテンツがみられなくなってしまったことです。
富士フイルムらしい、「映像技術」だけでなく「情感」に訴える表現を味わえたので
ちょっともったいない気がしました。

皆さんのオススメの企業映像(コーポレートムービー)があればぜひ教えてください。

2009年09月04日(金)更新

自転車に乗って

エコの余波か?健康志向か?
最近なんだか自転車を取り巻く話題が多くなって来ているような気がします。

私自身はよく考えてみると20代以降、自転車を手放したことがありません。
以前も書いたことがあるのですが、20代の後半に飽食を重ね、先輩に

「このまま30代になったらその腹は戻らなくなる」

と指摘されるまでに至りました。
一念発起、(しかも極端ですが)かなりマニアックな自転車ショップに行き、
いきなりセミカスタムのロードレーサーをオーダーで作り、夜な夜な環八を
かなりのスピードで巡航したり、表参道までの通勤に使ったりしていました。

もうかれこれ20年前ですから、今思うとかなりブームを先取りしていた(笑)
と思います。

実際、この効果は絶大で、腹筋、背筋の強化とともに腹回りの脂肪はほとんど
なくなり、数年ぶりに腹筋のブロックが見えるようになりました。

結婚後は緩やかに戻ってしまいましたが10年前に独立したとき、都内営業
用にと、これまた奮発してアメリカ製の手作りフレームのATBを買いました。
これは今でも天気がよければ顧客訪問の際にも乗ったりしています。

変化に気がついたのは自転車やさんの風景です。
自転車やさんを覗くこと自体久しぶりだったのですが、先日訪れた代官山の
F.I.Gバイクはそれぞれの自転車の機能や性能のみならず、「色」や「素材
感」までがうまくアピールされていて、ブティックのようでした。
しかも値段が一昔前に比べてもかなりこなれているのに驚きました。

http://figbike.com/

他にもこんな自転車やさんが目に付きました。

http://www.tokyobike.com/

http://www.southbaybicycle.com/

http://www.cyclesquare.com/
ここはカフェでレンタルもできます。

さらにお客様の会社に立ち寄る途中で見つけたのが、ここ。
http://www.cycly.co.jp/branch/tokyoyoyogi.asp

すでに中古のマーケットもできているんですね。
有名な海外メーカーの自転車でもかなり手ごろな価格で手に入りますし
もちろんその場でカスタマイズや整備も可能です。

ちょっとのお小遣いでかなりおしゃれな自転車が組めるので、とっても危険な
(誘惑が多い)お店ばかりです。意志の弱い方は近寄らないほうが良いかも
しれません。

季節的にはちょっと離れた公園まで、自転車はぴったりですね。

2009年09月02日(水)更新

これから本格的なセミナーシーズン

9月の声を聞くと、私もあわただしくなってきます。
やはり9、10、と秋のセミナーシーズンに突入するからです。

一般的なオープンセミナーのみならず、企業や団体からの嘱託で
その企業・団体に出向いて実施するセミナーや講演は8月から
進めています。

そういう意味では景気の低迷に沈静化していた企業の活動(特に
広報コミュニケーション関連)も盛り返す兆しが見えてきた、という
ことも言えるかもしれません。とても嬉しいことです。
私の場合、複数回連続のシリーズの広報関連セミナーのうち
2~5回、オンライン系のお話をする、ということが多いのですが、
現在開始前でまだ多少の残席がある(と思われる)ものは以下の
宣伝会議の「インターネット広報講座」です。

http://www.sendenkaigi.com/kyoiku/net-pr/

これは毎年ほぼ満員で、昨年より年2回実施となりました。

実践的な内容が多いだけでなく、多くの同じ悩みを持った担当者が
集まるので、ワークショップや懇親会を通してそのネットワークや経
験値の共有ができるのも大きなメリットです。

企業からの嘱託では早いもので来年の1月実施のお誘いもいただい
ています。

個人的には東京圏以外の企業の方からのお問い合わせが多いので
大阪や名古屋、福岡など、機会があれば何社か束ねてセミナーや
ワークショップ、相談会のようなものができれば、とも考えています。
(1社負担は確実に少なくなり、実施しやすくなります)
もしご興味があり、数社束ねて一緒に話を聞きたい、という企業や団
体があれば、ぜひご連絡ください。日程、内容ともによりニーズに有っ
た形に調整いたします。

また、昨年同様、今年のIABCの振り返りセミナーも実施したいと
考えています。ぜひこちらもよろしくお願いします。

2009年08月20日(木)更新

Twitterの影響力

私自身、主に企業のオンラインコミュニケーション(ネット活用)などを
テーマに年間60コマ近くのセミナーや講義を行っていますが、主題に
対する興味や意識が年々高まってくるのを実感しているものの、ソー
シャルメディアの影響力を感じるのは、ブログのトラックバックやエント
リーでカバーしていただくぐらいでした。

ここ数年、米国のコミュニケーション関連のコンファレンスに参加してい
て参加者に大きな変化が現れてきたのを実感しています。


ほんの3年ほど前のことですが、会議に出席している隣の参加者が、
話を聞きながらせわしなくノートPCでタイピングしているのを見ました。
議事録を書いているのかと思ったら、彼はブログのエントリーを上げて
いるところでした。
しかもプレゼンテーションが終わる前にそのエントリーを見た人(多分場
内の別の参加者)がフィードバックコメントを上げているのを見せてくれ
ました。

そうなると、質疑応答の時に無駄にみんなぞろぞろ順番待ちで並ぶ
必要もなくなってくるのです。なぜならすでにどういう質問をすべきか、
の意識共有が出来ているからなんですね。
それだけでも
えらい事になっているなあ、と感じたものです。

ところが昨年あたりから徐々にノートPCを持ち歩く人の姿がさらに減っ
てきたように感じたのです。
コンファレンス会場でもホテルのフリー無線LANのパスの告知もしなく
なりました。

さらに今年のサンフランシスコのコンファレンスでは、その場でノートPC
を広げている人はほとんどいませんでした。

それでもほとんどの人が手元で何かをやっています。

よく見るとブラックベリーやiPhoneなどのスマートフォンでTwitterをやって
いるんですね。みんな。

一緒に日本から参加した仲間もその手(失礼)でした。
覗かせてもらうと、

「こちらの分科会は新しい発見がなく、刺激的ではないので出ようかと思う」

とか

「こちらの部屋は盛り上がっている!」

「このジョークは秀逸だ」

などの意見交換をしているんですね。

なので、始まって5分も立たないのに、いきなり席を立ったり、後からぞろぞろ
入ってきたり、ということが多くなりました。

おお、ライブでコンファレンス・オプティマイゼーションが行われている!

まだ日本ではあまり見かけない光景かもしれませんが、数年後を考えると
ちょっとぞっとします(笑)。

そのうち講師も横の画面でTwitterをモニターしたり、それを投影してその場で
意見を聞き入れたり、助手にレスを入れてもらったりするようになるでしょうか。

想像するとますます忙しくなりますが(笑)、テクノロジーに振り回されないよう
に、生産的な議論が弾むようにうまく付き合えるといいな、と思います。


ちなみにTwitterは今月から少しずつ使い始めています。
フォローしてください(笑)。

2009年08月19日(水)更新

ああ、幻の近藤玲子水中バレエ団

本日のニュースで近藤玲子さんがお亡くなりになったと報じられました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090819-00000097-jij-soci

近藤玲子さんはエリアナ・パブロバ門下でクラシックバレエを学び、その後
数々の創作バレエを発表し64年から96年まで東京都稲城市のよみうりラ
ンドで(たぶん)世界唯一のユニークな水中バレエ施設を持っていました。

今から20年ぐらい前、結婚したばかりの頃、家人と一緒に見に行ったのが
最初で最後でした。
まあ、巨大な水槽の中に息継ぎ用の空気のパイプが何本か下りていて、
その中で演舞をするわけなのですが、実はこれものすごいことなんです。

なんでかというと、水深5メートル近くでゴーグル無しに目を剥いて演技を
しているんですが水圧でほとんど目は見えないんだそうです。

タイミングを計るのは音楽(音は水中でも良く聞こえる)のみで、ほとんど
目を閉じて空中ブランコやっているのと変わらない難易度があるのだそう
です。今のシンクロのような鼻クリップも無し。
(という話をそのとき近藤玲子さんが解説スピーチをしてくれたのです)

内容は良く覚えていませんが、単なる異種とは言い切れない独自な世界
観があり結構感動しました。(家人はファンでした)

やはり、ある一定以上の鍛錬を積んだものは見るものに訴える力がある
のだなあと思いました。

水中バレエそのものも10年前に閉鎖になり、今は遺志を継ぐ人もいないと
思われます。

それでも、大きなニッチをついた功績はきっと語り継がれていくことでしょう。

お疲れ様でした。ゆっくりお休みください。

参照情報
http://vintaka.fc2web.com/suichu.html

2009年08月17日(月)更新

昼の代官山も夜の水族館も不思議がいっぱい

今年は娘のバレエのイベントが多く、まとまった夏休みが取れません。
昨日も昼間は夏期講習。その間、久しぶりに代官山をマーケットリサーチ
して来ました。

骨董通りほどひどくはないものの、いくつかのブティックは閉まっていまし
た。
それでもまあ、リストランテASOあたりは相変わらずスノッブな人々が大型
犬を脇にカフェーでまったりとブランチを決め込むあたり、まだまだ余裕のあ
る人はいるんだなーという不思議な気持ちでした。

大きなブランドよりも独自性の高いこじんまりしたセレクトショップが強いのも
代官山ならではだな、と駒沢通りまで降りて恵比寿方面に左折。

しばらく行くとなにやら珍しく人だかりの絶えないお店が。
そこが「FIG」という自転車屋さんです。
http://www.figbike.com/
前から行きたかったのですが、とても面白い!

お見せのコンセプトが素晴らしいです。

とてもおしゃれでユニークなバイクが10万円前後で組めますし、イタリアの
有名ブランドの完成車でも15万以下からそろっていました。

円高のせいか、ずいぶんひところ(10年前)に比べても安くなった気がします。
フレームはともかく、昔に比べて足回り(タイヤ、リム、スポーク、ハブ)や
ヘッドパーツなどの小物がとてもカラフルになりました。

タイヤからチェーンまで全て真っ白、なんてバイクも組めるんですね。

うーん危険。家族が一緒だったのでひと言も発言せず、無言で立ち去りました。


さて、クルマに戻り娘を迎えに行くとまだ元気があったので、その足で池袋に
向かい、サンシャイン国際水族館の「ナイトアクアリウム」に参加してきました。

アメリカでも話題の「ナイトミュージアム体験」の水族館バージョンです。

入り口で懐中電灯とブラックライトを借りると、子供たちは一目散に走って中に
入っていってしまいました。

夜行性の魚が元気に泳いでいる姿だけでなく、自分で探して見る、という行為
がなんとも新鮮でとても楽しめました。

sunshine

http://www.sunshinecity.co.jp/sunshine/aquarium/event/e0467.html


これ、自ら探して見るので視点が変わり、色々発見があって大人でも結構
楽しめました。

旭山以来、みんな知恵絞ってますね。オススメです。

2009年08月13日(木)更新

“100歳”以上の企業は2万1066社 最高齢1431歳 金剛組

世間のゴシップは別として、お盆時期はやはり企業系の話題は激減
しますね。

今日の日経産業新聞などは、ページ数も半分でした。

そんな中、面白い記事が目にとまりました。

“100歳”以上の企業は2万1066社 最高齢1431歳 金剛組

先ほどウェブサイトを見に行ったら「混みあっている」というメッセージが
出ていました。やはりニュースの力はすごいですね。

先日も大阪にセミナーに行ったとき、お会いした企業のうち2社が300
年以上の社歴をお持ちでした。

「企業の寿命は30年」という説もよく耳にします。そんな年数を何十倍も
越えて成長を続ける会社の不易流行(変化対応と変わらないもの)とは
どんなものなのか?興味が尽きません。

2009年08月12日(水)更新

文章になっていないのに読めてしまう文章

少し前にネットのソーシャルニュースで話題になっていたネタです。
私のブログを読んでくださる多くのビジネス系の方はあまりご存知がないか
と思い転載しました。

以下の文章、パッと見て高速に読もうとすると、読めてしまうと思い
ます。
しかし一語一語たどると文章になっていないんですね。

どうして読めるのかは文章が説明しています。
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく



これ、元々は英語のものだったようですが、英語もまた、同様なのです。

Aoccdrnig to a rscheearch at Cmabrigde Uinervtisy, it deosn't mttaer
in waht oredr the ltteers in a wrod are, the olny iprmoetnt tihng is taht
the frist and lsat ltteer be at the rghit pclae. The rset can be a toatl
mses and you can sitll raed it wouthit porbelm. Tihs is bcuseae the
huamn mnid deos not raed ervey lteter by istlef, but the wrod as a wlohe.


参照記事:
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/08/news021.html


この仕組みをうまく利用すれば、検索エンジンに引っかからない文章を
人に伝えることができますね。
暗号やセキュリティ無しに特定の人にしか伝わらない文章を伝えるために、
人間の脳の力を利用するというのは面白いです。

処理能力やキャパシティはコンピュータの方が高いですが、まだまだ人間の
脳の可能性も可能性がいっぱいありますね。

でもそんなことを言うとこのようなあいまいな文章も形態素分析みたいな
技術で解析されてしまうかもしれませんね。いたちごっこですかね。

2009年08月07日(金)更新

ビジネス文書のフォーマット化

仕事柄、さまざまなビジネス文書を取り扱います。

印刷されたワード文書、パワーポイントの提案書、エクセルの見積書に留ま
らず、PDFや電子メールなど、電子的な文書も数多くあります。

それらは大手の企業であっても共通であることが珍しく、請求書などの管理
文書を除くと、部署をまたげばテンプレートもデザインもばらばら、という場合
が少なくありません。
端的に言えば、いくつかの顕著な問題がそこに介在しています。

1.
会社のロゴや正式社名が書かれていない。正式な書類か判断できない。

2.
製作者、担当者の部署、肩書き、名前が無い。

3.
制作発行日、改訂日の表示が無い。

4.
改訂バージョン表示が無い。

5.
文書の性質(機密や取り扱い制限)の記述が無い。

6.
デザインフォーマットがバラバラ。もしくは存在しない。
現在、ビジネス文書はネット、FAX、郵送、など、さまざまな方法で送付され
ますが、これでは受け取った人がどのように扱えばよいのか、もしくは信用
すればよいか判断に困る場合が多いのです。


ビジネス文書のフォーマット化というのは、大雑把に言うと、3つの目的があ
ります。それぞれに対する簡単な対策を併記しておきます。

1.
一人歩き(人手に渡ったり、コピーされたり)したとき、どのようなステータスの
ものか、わからなくならないようにする。

対策:
-社名、ロゴタイプを定位置に必ず明示する
-製作者、組織、肩書きなどを明示する
-発行日、改訂バージョン情報を明記する

2.
どのように保管、あるいは管理すべきか取り扱い方がわかる。

対策:
要は「社外秘」か「部門秘」か、「社外に出しても良いが著作権は自社にある」
かを明示する、ということです。

「社外秘」の場合は英文では「Company name, Strictly private」、日本語では
「○○株式会社 社外機密文書  社外への配布、持ち出し、転送を禁じます」
というような表示を良く見受けます。

「部門秘」の場合は英文では「Marketing Group Internal use only」、日本語で
は「マーケティング部外への配布、持ち出し、転送を禁じます」というような表示
になります。

「著作権のみの表示」の場合は「Copyright : OOOO Corporation」となります。

これらにより、あやまって外部配布されたり、シュレッドされずにゴミ箱に捨てら
れる、などの事故が発生しにくくなるとおもいます。

3.
検索性と管理性を持たせ、再利用しやすくする。

対策:
電子データの場合、ファイルネームのつけ方、格納方法やフォルダーの標準化
などを行います。
ある企業ではイントラネットのデータサーバー内にある文書全てに日付のフラグ
をたて、一年経過したものについて登録者が保存か破棄かの判断をする、とい
う仕組みを作っていました。

イントラネットの文書共有が進まない理由の大きな要因に
「誰がいつ作ったものか、最新の情報か不明なため利用できない」
というものが有ります。

管理面でもこのようなことが起きない工夫が必要になります。

以下は弊社で使っているパワーポイントフォーマットの一部です。
全てのページのフッターに、ページ番号、発行日、取り扱い種別、社名ロゴが
明記されています。
1ページだけをコピーされ、文書が一人歩きしても問題ありません。
提案書の場合はフッターにURLや電話番号など、コンタクトできる情報を加える
場合も有ります。
メールであれば、久米信行さんの「メール道」にも詳しいですが、的確な電子署
名(フッター)が非常に有効です。
お付き合いのなかで、大企業の方ほどメールのフッター(電子署名)が徹底して
いない所を良く見受け、びっくりします。
営業(のみならず)さまざまなビジネスのご縁や機会を逃さないためには重要な
ポイントです。

思うままに書きましたが、多少でもご参考になれば幸いです。

イントラネットの開発やVI(ビジュアルアイデンティティ:ロゴの開発)の仕事を
承ると、実はそれらツールの問題に限らず、このような文書管理の徹底が業務
や企業コミュニケーションの品質を左右することに気がつき、仕組みづくりを仰せ
つかることが少なくありません。
「どうすればいいの?」という課題があればお気軽にお問い合わせください。

イントラネットの開発やVI(ビジュアルアイデンティティ:ロゴの開発)の仕事を
承ると、実はそれらツールの問題に限らず、このような文書管理の徹底が業務
や企業コミュニケーションの品質を左右することに気がつき、仕組みづくりを仰せ
つかることが少なくありません。
「どうすればいいの?」という課題があればお気軽にお問い合わせください。

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会社概要

1999年2月創業。 ビジネスにおけるインターネット活用経験は日本のインターネットの発展の変遷とほぼ同期しており、豊富な経験を有する。 主宰者は企業広報から自己啓発でWEBマスターになった経験から、今後オンラインを中心とした企業コミュニケーションが重要になるとの思いで独立、創業した。...

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個人プロフィール

美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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